Life with Bipolar Disorder and ADHD

大体タイトル通りです。ADHD(診断済)+ASD傾向、双極Ⅱ型感情障害を持った私とASDのパートナー(配偶者)との共同生活記録。

自己紹介・近況まとめ【2019.03.14】

ごあいさつ

初めてのかたは、初めまして。 お久しぶりのかたは、お久しぶりです。 自己紹介にもありますが、私はこのような人物です。

環境の変化

更新していない間、入籍という大きなライフイベントをこなしてしまいました。 共同生活は約1年してきたのであまり変わり映えしませんが、 病院とかで新姓で呼ばれるとハッとします。

最近の悩み(仕事)

転職をすることに決めました。 そのきっかけは、私が休職明けであることから(だと思う)、 色々と重すぎる仕事を振られなくなったことです。 詳しくは別記事にしようかと思います。

とはいえ、特性のせいか勤めながら転職活動をするのは大変です。 今の会社を裏切るようなことをしているようにも思えますし。 でも、乗り越えなければならないものだと言い聞かせています。

最近の悩み(プライベート)

部屋が片づきません。

今後のブログテーマについて

別記事にていくつか今後各トピックをいくつか挙げましたが、 大きなテーマとしてはライフイベント(結婚・転職)にどう立ち向かうか、 小さなテーマとしては障害を持って生きるにあたってのサバイバル術あるいは 試行錯誤の記録といったところでしょうか。

以上になります。

久しぶりの更新です

本当に久しぶりの更新となってしまいました。

更新しない間に人生いろいろ動きまして、とりあえず入籍しました。

一時は別れようかとも思ったのですが結局一緒にいることにしました。

とりあえず頭の中がまとまらないので書こうと思っていることを雑に箇条書きにします。

  • 入籍に至るまでのあれこれ
  • 買ってよかったバッグについて
  • 穏やかであることについて
  • 外国語でアウトプットすることについて
  • 転職について
  • 現在の職場についての愚痴
  • プライベートでの創作活動について

もし数日後にまた覗きにきてくだされば、これらのうちのいくつかは

更新されている可能性があります(あくまでも可能性)。

【読書】"発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術" 借金玉 (KADOKAWA)

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術  こちらの本になります。

1   忙しい人のためのまとめ

  • 読んでよかったと思った
  • サバイバルのためのヒントをもらえた
  • 私はかばんが好き
  • ハックは外国語の例文か数学の公式のようなもの捉えるとよい
  • 借金玉氏に対する印象が変わった

2 手に取ることとなったきっかけ

私は朝の通勤時間を使って週の前半で読了しました。さっくり読めます。

借金玉氏は、以前からTwitterでフォローしていました。リプライを投げたりはしません。 個人的に彼に対しては「頭の回転は速いが常に誰かと喧嘩してる人」という印象を抱いていました。なので(?)今回出版が決まったとの告知をされたときは興味を引かれるとともに「近寄らんとこう」とも思っていました。

あと、発達障害のノウハウ本って役に立たないものが多いと思っていました。「自分がうまくいった例」を押しつけるな、とも思っていました。

しかしです。

やたらと売れているじゃないですか。そこでまた興味が引かれてしまいました。 なので本屋でパラパラ見たのちに Kindle でダウンロードすることに。読んでいないから文句が言えないのも悔しいですし。

 

3   30代女(勤続4年うち休職2年)視点の感想

8割ほどかばんの話になります。すみません。

【仕事】のキーワードとして挙げている「ぶっこみ」「一覧性」「一手アクセス」。 これには大きくうなずきました。「よく言ってくれた!」という感じ。 普段対処していることを適切に抽象化してくれる清々しさよ。

上記の3つのキーワードに即した行動をかなえる借金玉氏お勧めのビジネスバッグ(エースのEVL2.5)は無敵に思えてきます。

しかしです。女はどうすればいいのか!という問題が。

でも、安心してください。それに近いかばんを私は使っています。

メリットは以下の通り。

  • ジッパーは底以外の3辺が空くのでガバッと開く(ぶっこみ、一覧性)
  • 背面にノートパソコンを入れるポケットがある(資料などが曲がらない)
  • リュックだから両手が空く
  • 重くなってもあまりつらくならない
  • 素材がヘビーデューティなので丈夫、落ち着いたカラー展開なので仕事に使える

いいでしょう、素晴らしいでしょう。 私はこのシリーズのかばんを複数個持ち、5年以上使ってきました。

しかし、わたしは気づかなかったのです。このかばんには「一手アクセス」が叶いにくいことに。

確かに外側にポケットはついています。でも内側は背面にひとつだけ。 この不便さを感じながらそういうものとしてずっと過ごしてきたのです。

そこで出会った「借金玉本」。

なるほどなと思って私が導入したのはこのバッグインバッグ。

これは革命です。取り出したいものがすぐ取り出せます。 こうして「一手アクセス」が叶いました。

そう、借金玉氏お勧めかばんを使うことはなくても、そこからヒントを得てそれに近い快適さを得られたわけです(この「快適さ」がみんな同じように感じられるかはわからないのですが)。

ちなみに、借金玉氏は「発達障害にとっての『神かばん』はランドセル」と仰っていますが、私が紹介したカンケンバッグはスウェーデンではランドセル的に使われているとか。

かばんが好きなのでつい調子に乗って書いてしまいました。

まとめると、言いたいのはハックそのものは外国語の例文や数学の公式みたいなものなのだということです。

This is a pen. なんて文を実際に使う機会なんてほぼゼロかと思いますが、それを頭の引き出しに入れておいて適切なタイミングで "a pen" を別の語に置換することこそが大事なのではないでしょうか。

つまり、自分の生活の中でどんなふうにアプライできるかを考えられるかが重要なのですね。

と、言うだけなら簡単です。

しかし、「借金玉本」はこれを可能に近づけてくれたと思います。

私のような発達障害者を数学の苦手な高校生に例えるならば、今までのノウハウ本は、赤チャート(数研出版)みたいなもんです。 今までなんとかしたいと思っても難しくて歯がたたない文字列と戦ってきたわけです。しかもお金をかけて。 「借金玉本」はいわば白チャートくらいですかね?すみません数学わかりません。適当にたとえ話を言いたかっただけです。

4 おわりに

私は借金玉本を読むことで彼の印象が上がりました。

同世代だからでしょうか、彼のエピソードに共感することが多く、その生々しいほどのサバイバルライフがぐさぐさ刺さりました。 彼の体験をひととおり綴った後で語られる「やっていきましょう」は軽くもなければ重くもなく不思議です。

個人的に関心があるので、機会があればものすごく軽い気持ちで今度お会いしたいです。

【テンプレート】問題・分析・対策

0 説明

発達障害に起因する、日々起こる様々な問題について記録し、今後の生活に役立てようとする記事のための自分用のテンプレートです。

今後、イラつくことがあったらとりあえず愚痴を書いて別カテゴリに保存、対策が必要だと思ったらこのテンプレートを使って新しく記事にしようかと考えています。

このテンプレートを作るにあたっては、アンガーマネジメントや認知行動療法を少し参考にしました。

ここでの「問題」という言葉の使い方は誤解を招きやすいかもしれません。「困ったこと」と言ったほうが近いかもしれないのですが、おさまりが悪いのでこういう表現になりました。そして、その「問題」は人にとっては大したことはないものであるということわりも入れておきます。

1 問題

1-1 できごと

  • 日時・場所

  • 詳細

1-2 【1-1】に対する反応

  • 自分の言動

  • その結果

2 分析

2-1 感情面

  • 【1-1】が起こったとき何を思ったか

  • 実際に自分がしたかった/してほしかったこと

  • イラつきレベル(1-10で、10がMAX)

2-2 実践的なアプローチ

  • 1 の原因(自分)

  • 1 の原因(相手)

  • 1 の原因(その他、外的な要因)

3 対策

【2-1 したかった/してほしかったこと】の実現のためのアイディア出し

  • 伝え方の工夫はできるか

  • したかった/してほしかったことのレベル下げは可能か

  • その他心掛けること

4 結果

4-1 できごと

  • 日時・場所

  • 詳細

  • 4-2 【4-1】の結果・効果・反応

5 分析

(うまくいった場合)感想

(うまくいった場合)マニュアル化

(うまくいかなかった場合)4 を 1 に書き換えてやり直し

自己紹介・近況まとめ【2018.07.19】

ごあいさつ

初めてのかたは、初めまして。 お久しぶりのかたは、お久しぶりです。 自己紹介にもありますが、私はこのような人物です。

環境の変化

更新していない間。あまりにもいろいろなことがありすぎました。

  • 婚約
  • 引っ越し(パートナー宅で共同生活開始)

あ、これだけでした……。 それでも生活環境は大きく変わったわけで、面白くもあり大変な毎日です。

個人的にはこういうときはADHD特性が表に出て、知らない土地で他人と一緒に暮らすことが新鮮で仕方なかったのです。

最近では暮らすことに慣れてきて、静かに暮らしています。 双極性障害がひどいときはいろんなところを遊び回るのが好きでそれが最高に楽しかったのですが、今は休みの日には家のことを済ませたり歩きで行ける範囲内で遊ぶので十分です。

話を戻します。

最近の悩み(仕事)

昨年の春、段階的に環境に慣れさせるという意図で 衛生管理も担当している総務付けで復職しました。 業務内容は復職前に近いものです(比較的専門性が高いです)。 ここ1, 2か月の産業医面談で元の部署に戻る準備を、という話が出たので改めて自己分析と希望する配慮やできることなどをまとめる作業をし始めましたが難航しています。

最近の悩み(プライベート)

ASDのパートナーと一緒にやっていくのが辛いと思うことがたまにあります。 考え方や接し方を変えれば変わってくることもあるし、楽しいのですが。本当に試行錯誤の毎日です。

今後のブログテーマについて

障害とどのように付き合いながら生きていくかを書いていこうと思います。 生きていくと言うと大袈裟に聞こえますが。 簡単に言うと、こんな感じです。

  • 仕事でのサバイバル記録
  • パートナーの愚痴と彼の問題行動への対処法と記録

続くかわかりませんが、もしよかったらお付き合いください。 私の体験が参考になればこれ以上に嬉しいことはないですし、私の愚痴を読んで「あるある」と思っていただければこれまた嬉しいです。そして何より私がスッキリします。

コンサータ服用記録(服用開始後約1年7ヶ月経過時点)

服用開始からこんなにも時が経ってしまったのですね。

こんなに更新していないブログにもちらほら見てくださる方がいること、

そしてその方にはADHD当事者がいらっしゃることを考え、できるだけシンプルに書きます。

まず現在のコンサータの量と飲む時間は以下の通りです。

 

総量: 54 mg /日 (18 mg x 3 錠)

服用時間: 6:00 - 7:00(2 錠)

                  10:00 (1錠)

 

生活状況・環境は下記の通りです。

30代

平日勤務(フルタイム)、残業なし、業務上の配慮あり

パートナー(男、ASD診断済)と同居

 

 

以前は下記記事にあるように月経周期に合わせて調整したこともあったのですが、

そのようなマメなことは自分には長続きしませんでした。

でも、月経周期のせいでパフォーマンスに影響が出るなら継続していたようにも思えます。

言い換えれば、最近では月経前症候群による発達障害特性への影響はさほど気にならなくなっているのかと。

 

さて、私が発案した(と思い込んでいる)コンサータ分割服用法についてです。

重要なことなので強調しますが、

これに関しては主治医に相談のうえで始めました

実践を検討する場合は、主治医に相談するようお願いします

 

個人的には上記の服薬方法がうまくはまってくれたようです。

ポイントはおそらくこのようなところにあるのではと考えます。

 

・朝に2錠飲むことで目覚ましになり勢いがつく

・時間差で飲むので効きが比較的穏やか

・効き目が切れるタイミングにズレがあるのでダルさが軽減される

 

とりあえずなんとか働けているのでこのまま継続です。

 

ちなみに、休日は基本的には午前中に2錠飲んでいます。

主治医が言うには休日は飲まないほうが平日に効果が出やすいとのことですが、

溜めた家事や部屋の片づけがあるのでお世話になってます。

 

ということで、自分用の記録兼情報共有でした。

圧迫されるプライベート の続き

仕事でのエネルギー消費をどうセーブするか?

今回は、この記事の続きになります。

yspr.hatenablog.jp

 休めばエネルギー消費をセーブ、あるいは消費分を回復することができるとわかっていてもできないのですよね。それに対してどうするか。

 

「完全な」休憩をとらなくてもよい

このような気づきを得られました。今まで休憩というと、お手洗い、タバコ、リフレッシュルームで談話、などを想像していました。が、お手洗いに行く以外はどうしても抵抗があったのです(後述)。そのため、なかなか休憩をとれないでいたのですが、そもそもこういった「完全な」休憩でなくても、「70%の」休憩を積み重ねればいいのではないかという結論に達しました。

例えば、次のようなことです。

  • 作業しながら飲み物を飲む・お菓子を食べる
  • 脚をぶらぶらさせる・貧乏ゆすりをする
  • 頭に浮かんできた気になることをネットで調べる(バレない程度に)
  • 作業内容の調整(疲れる仕事と疲れない仕事をうまくさばく)

一番最後の項目については、なかなかそうはいかないことも多いのですが、機械的にできるあまり負担のない仕事は定時近くにやる、逆に思考力を要するものは午後一番にやる、など工夫はできそうです。

 

休憩ができない個人的な理由(余談)

ちょっと話がそれるのですが、以前にも少し触れたとおり、私は周囲の評価や周囲からどう思われるかを非常に気にします。そして、優秀で、かつ完璧でいたいという気持ちが強いのです。おそらく、育った環境のせいだと思われます。

そのため、「仕事中に休むことは悪」(サボってることになるから)と思い込んでしまっていました。

ですが、上記のように考え方を変えることでなんとかやれないかな、と思っているところです。

 

過集中の場合はどうか

私は集中できているときは休憩をとらなくてもいいのではないかと考えます。もちろん明らかに作業効率が下がっているようならば別ですが。その代わり、切りのいいところまできたら絶対に休みます。

このブログに書いたかは忘れましたが、以前主治医に「疲れると障害特性が強く表れやすい」と言われたのですね。ですから、「疲れたら休む」を基本としています。

 

リセットのチャンスを作る・見つける・活用する

公私のパワーバランス(今思い出しましたが、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」に少し似ていますね)が崩れて疲れも溜まってきて私生活が崩壊しそうになったとき、どうするか。

個人的な意見ですが、まとまった時間を作ってリセットするのが一番かと思います。目の前のことを必死にこなしながら(しかも疲れが溜まっていてクォリティが決していいとは言えない)、生活を立て直すのはきついです。

まとまった時間は、例えば次のような方法で確保します。

  1. 有給休暇を取得する
  2. ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始の休みなどを利用する

超単純でアホらしいんですが、おそらく発達障害の傾向のある人(特にADHD)は、こういった休みの時にガンガン活動してしまうと思うんです。それをやめて、あえてリセットのためだけに使う。休息をとって、回復したら溜まったごみを集めて捨てて、片づけをする。そういうことをするためだけに休みの日を使うのは、我々にとって重要だと考えます。

と言っておきながら反省なのですが、先月リセットするために有休をとったのに一日中遊びに出かけてしまった私がいます...気をつけないと衝動でこんなことをしてしまうわけです。

 

おわりに

ずいぶんと長くなってしまいました。

休憩がとれないことへの対策として、巷に出回っているADHD本だと「タイマーを使う」などと書いてありますが、会社でこれを実践するのは相当にハードルが高いわけです。だって、キッチンタイマーを使うとして、ゼロ分になるたびにうるさい音が鳴るんですよ...?なんか自分でどうにかならないかと考え、ある意味妥協案的な形でいったん落ち着きました。その後、経過など記すに値することがあればまた記事にします。