圧迫されるプライベート の続き
仕事でのエネルギー消費をどうセーブするか?
今回は、この記事の続きになります。
休めばエネルギー消費をセーブ、あるいは消費分を回復することができるとわかっていてもできないのですよね。それに対してどうするか。
「完全な」休憩をとらなくてもよい
このような気づきを得られました。今まで休憩というと、お手洗い、タバコ、リフレッシュルームで談話、などを想像していました。が、お手洗いに行く以外はどうしても抵抗があったのです(後述)。そのため、なかなか休憩をとれないでいたのですが、そもそもこういった「完全な」休憩でなくても、「70%の」休憩を積み重ねればいいのではないかという結論に達しました。
例えば、次のようなことです。
- 作業しながら飲み物を飲む・お菓子を食べる
- 脚をぶらぶらさせる・貧乏ゆすりをする
- 頭に浮かんできた気になることをネットで調べる(バレない程度に)
- 作業内容の調整(疲れる仕事と疲れない仕事をうまくさばく)
一番最後の項目については、なかなかそうはいかないことも多いのですが、機械的にできるあまり負担のない仕事は定時近くにやる、逆に思考力を要するものは午後一番にやる、など工夫はできそうです。
休憩ができない個人的な理由(余談)
ちょっと話がそれるのですが、以前にも少し触れたとおり、私は周囲の評価や周囲からどう思われるかを非常に気にします。そして、優秀で、かつ完璧でいたいという気持ちが強いのです。おそらく、育った環境のせいだと思われます。
そのため、「仕事中に休むことは悪」(サボってることになるから)と思い込んでしまっていました。
ですが、上記のように考え方を変えることでなんとかやれないかな、と思っているところです。
過集中の場合はどうか
私は集中できているときは休憩をとらなくてもいいのではないかと考えます。もちろん明らかに作業効率が下がっているようならば別ですが。その代わり、切りのいいところまできたら絶対に休みます。
このブログに書いたかは忘れましたが、以前主治医に「疲れると障害特性が強く表れやすい」と言われたのですね。ですから、「疲れたら休む」を基本としています。
リセットのチャンスを作る・見つける・活用する
公私のパワーバランス(今思い出しましたが、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」に少し似ていますね)が崩れて疲れも溜まってきて私生活が崩壊しそうになったとき、どうするか。
個人的な意見ですが、まとまった時間を作ってリセットするのが一番かと思います。目の前のことを必死にこなしながら(しかも疲れが溜まっていてクォリティが決していいとは言えない)、生活を立て直すのはきついです。
まとまった時間は、例えば次のような方法で確保します。
- 有給休暇を取得する
- ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始の休みなどを利用する
超単純でアホらしいんですが、おそらく発達障害の傾向のある人(特にADHD)は、こういった休みの時にガンガン活動してしまうと思うんです。それをやめて、あえてリセットのためだけに使う。休息をとって、回復したら溜まったごみを集めて捨てて、片づけをする。そういうことをするためだけに休みの日を使うのは、我々にとって重要だと考えます。
と言っておきながら反省なのですが、先月リセットするために有休をとったのに一日中遊びに出かけてしまった私がいます...気をつけないと衝動でこんなことをしてしまうわけです。
おわりに
ずいぶんと長くなってしまいました。
休憩がとれないことへの対策として、巷に出回っているADHD本だと「タイマーを使う」などと書いてありますが、会社でこれを実践するのは相当にハードルが高いわけです。だって、キッチンタイマーを使うとして、ゼロ分になるたびにうるさい音が鳴るんですよ...?なんか自分でどうにかならないかと考え、ある意味妥協案的な形でいったん落ち着きました。その後、経過など記すに値することがあればまた記事にします。