Life with Bipolar Disorder and ADHD

大体タイトル通りです。ADHD(診断済)+ASD傾向、双極Ⅱ型感情障害を持った私とASDのパートナー(配偶者)との共同生活記録。

なぜわたしは発達障害とか精神障害について書くのか

理由はふたつ

今回は、改めてなんでこんなブログなんかを書いているのかについてお話しします。

理由はふたつです。

ひとつは、自分のため。記録のためです。

もうひとつは、他の人のため。情報共有のためです。

 

自分が大したことのない人間だということはわかっています

二つ目の理由について、別に自分は何かたいそうなことをした、誰もが憧れるような成功体験をしたとかそういう人物ではありません。

しかし、せっかくインターネットへのアクセスが容易になった世の中ですし、もっとひとりひとりが自分の体験を発信してもいいのではないかと思ったのです。

 

情報は取捨選択しなければならないのです

世の中には、発達障害精神障害に関する様々な情報があふれています。それはいいことなのですが、当事者はその中から正確な情報を取捨選択しなければなりません。そのうえ、それが自分に当てはまるものなのかをさらに判断する必要があります。

例えば、正確だと判断できる障害への対処法があったとしても、自分に効果があるものかはわかりません(それは発達障害の関連書籍を購入しても役に立つ項目は一部のみになってしまう理由でもあるかと思います)。

 

情報元の偏りは対処法のミスマッチのもと?

そこで話をネットでの検索のみに絞ります。

ネットでの発達障害精神障害関係の情報の発信源が少ないと、あるサイトでの記載内容やツイッタなどにおける特定のアカウントの発言を盲目的に信用しかねないのではないかと考えるわけです。

(ここではもちろん医学的根拠についても言及しているつもりですが、特に強調したいのはxxxxxすると生活の質が向上する、とかyyyyyすると成功する、の類の話です)

それらの多くは個人的な体験の一部を切り取って説明しているわけで、発信している本人は自信をもってお勧め・報告をしているわけですが、万人に効くとは到底思えません。

そういうことに気づかない人は、自分に合わないアドバイスをそのまま受け入れ、うまくいかない場合は落ち込んだりすることもあるわけです。

わたしは、そういった「対処法のミスマッチ」を可能な限り未然に防いでほしいと考えます。なぜなら、そういった対処にはお金と時間といったコストがかかる場合があるからです。

 

自ら発信することで対処のヒントを提供

では、対処法のミスマッチを防ぐにはどうすればいいか。わたしの個人的な活動レベルでできることは、ネットで事例や対処法を示すことで選択肢を増やすことです。

同じ花を描くにも、色鉛筆の色が増えれば実物により近い絵が描けるのと同様、数が増えればそれだけ自分に合うものが出てくる可能性が増えると思うわけです(絵心があるかどうかはさておき)。

そして、もし同じ問題に対する対処法が複数出てきたとしたら、より汎用性の高いアドバイスであると考えることも可能です。

ということで、わたしは今日も(?)ネット上の誰かのヒントになればいいと思いながらキーボードに向かっております。