発達障害者の転職活動記録(2)~転職理由
それでも転職したい
前回は休職して復職したよ、というエントリを書きました。
このエントリを見るともしかしたら復職して状況が好転したのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。ところが、そうでもありませんでした。
今回転職したいと思った理由3点を次に挙げます。
転職理由1 ~希望した配慮をしてもらえなかった
前のエントリにあるように、復職する際に自分の障害について説明したうえで合理的配慮を求めました。が、しかし思うような結果にはなりませんでした。
また、一般枠で希望する配慮が難しい場合は障害者枠でもかまわないと伝えたにも関わらず、一般枠のままで状況は変わりませんでした。
転職理由2 ~会社に対する不安感がつのった
理由1から、障害者への対応に不慣れな印象を受け、継続して勤務し続けることに不安を感じました。
転職理由3 ~自分を過小評価されていると感じた
現職では与えられたことしかできない状況で、評価も適切にされていない印象がありました。
例えば、マルチタスクが難しい=その都度具体的にやることを指定しないとダメ、ととらえられてしまったようで、自分で問題解決をする場がありませんでした。
そのうち、その都度指示を出すのが面倒になったようで仕事の指示すらされないようになりました。なので、これまでの業務を効率的に進められるようなプログラムを開発して効率化に成功しました。個人的には今まで誰もやったことのない手法なので画期的なと思ったのですが、評価されませんでした(自分でフォローするようですが、自分のやったことをプライベートで友人に話すとそれなりに評価してくれるのです。なので、悪くないと思うのですが...)。
そのため、自分の力がもっと生かせるような職場があるのではないかと考え始めました。
(書きながら思ったのですが、復職時の自分の特性の説明の仕方もよくなかったかもしれません。障害があることを過剰にアピールしてしまうとやれるものもやれないと判断されますね。難しいです)
次回予告
さて、次のエントリでは「リサーチ・転職エージェントとの電話ヒアリング」について書こうと思います。
障害者雇用にはどんなものがあるかを実際に探してみて、転職エージェントにコンタクトをとるまでをまとめます。
追記
まとめました。