Life with Bipolar Disorder and ADHD

大体タイトル通りです。ADHD(診断済)+ASD傾向、双極Ⅱ型感情障害を持った私とASDのパートナー(配偶者)との共同生活記録。

均衡が崩れることへの恐怖について

 

同じリズムに安心感を覚えます

小さいころ、私は洗濯機が回っているのを見ているのが好きでした。当時はなぜだかわからなかったのですが、どうやら一定のリズムで繰り返されるもの/ことが好きみたいです。

その他、ろうそくの炎が燃えていくのを眺めるのが好きなのですが、それは似て非なるものなのでしょうか、とにかくそういうものを時間を忘れてぼーっと見ていました。

 

RWの生活にも慣れてきました

ところで、7月ごろから復職支援(リワークプログラム)を受けている私ですが、だいぶ施設に通うのに慣れてきました。

最初は半日のみのプログラムなのですが、初めの頃は環境に慣れず、帰宅するとぐったりしていました。

それが、今では朝だいたい決まった時間に起き、決まった電車に乗り、ときちんと社会生活(?)を送れているのです。

どうやら今の生活のリズムが心地よくなってきているみたいなのです。決まったスケジュールで物事が進んでいくのが気持ちよく、その状態だといちばん精神的に落ち着くのだと思います。

 

急な変更に弱い

ただ、当然スケジュール通りに進むことばかりではありません。例えば、先日の話ですが台風のためにリワークプログラムが中止になったときのことです。予定が急に変更されたことによって一瞬どうすればいいかわからなくなり、混乱してしまいました。

こうして自分が想定したことと異なるようなことや、心地よいペースを乱すものがでてくるとわけが分からなくなってしまします。自分よそくのなかで成り立っている絶妙な均衡が崩れてしまうと混乱してしまうわけです。

 

では、均衡が崩れるという恐怖への対処法とは

RWの担当いわく、あらかじめ均衡が崩れたり状況が変化することを想定しておいて心づもりをするべし、だそうです。自分にはこういった特性を持ち合わせているという自覚があるのならば、変化を予測して備えろ、と。

当たり前と言えば当たり前で、たいしたことはないと思ってしまいそうです。でも、実際にこういう事態になればパニックに近い状態になるわけだから、予め対策を練って手帳にでも書き留めておくべきだと思いました。

 

けれども、特性が絡み合ってよくわからないことに

急な変更に弱い、というのは私の知る限りだとASD(自閉症スペクトラム障害アスペルガー症候群)的だと思います。

私もそのような特性があるということなのだと思いますが、一定のリズムを繰り返すのを好む一方で、なにか刺激が欲しくてたまらないときもあります。

例えば、ひとつのことを長く続けるのが苦手でなにか新しくて面白そうなものにすぐ飛びつく、など。これは典型的なADHDの特性かと思われます。

全く違う特性を持ち合わせているだけに、他人に伝えようとしたときに非常に苦労しそうです(まだその機会は訪れていませんが)。

 

というわけで、とりあえずのまとめ

とにかく、まずは自分の特性を自分自身が理解すること、不可解な行動や一般人と異なる行動には説明をつけて必要であれば対処法を考えることが必要なのかと思うわけです。

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20160912

きょうのできごと

月曜日。昨晩、目覚ましをかけ忘れてしまったようで少し寝坊してしまったせいでスムーズに準備が進まなかった。しかも今日はごみ出しの日である。そのうえ靴を履いた後で携帯を洗濯機の上に置き忘れていることに気づいた。遅刻することはなかったが、乗りたい電車には乗れなかった。

日中はだるさは感じたが普通にやりきれたと思う。帰宅途中、ドラッグストアとスーパーに寄る。

先週から帰宅時間が遅くなったことにより、家でだらける時間があまりなくなった。帰宅して一息つくかつかないかのうちに夕食準備。明日は夕方友人に会うので夕食を作りおきした。

だらだら書いたが普通の一日であった。

RW(リワーク、復職支援機関での活動)関連

午前は作業系の課題だった。ひたすらひとケタの計算をして、疲労度や集中度などを自己観察するというもの。一定のペースで作業してミスはなかった。単純作業をする際の自分なりのマニュアルはできあがってきたかもしれない。

午後はグループ課題。復職の際に起こりうる問題に関して、解決策を探るというものだった。しかし、自分の意見を言うのはやはり難しい。伝えるだけでなく聴く技術もまだまだ未熟だと思った。

体調

やや不調だと思っていたが、なんだかんだで一日乗り切れてしまった。不調だと思っていたのは疲労なのかもしれない。傾向として、疲れから気分が落ち込むというのがあるので。

その他

先日の失くしものに関して、私のRW担当の方が心配してくれているようだった。失くした自分が悪いのに申し訳ない気分。春先からの数か月分の生活記録をまるまる失くしたことになるのだけど、もう諦めることにした。

20160911

きょうのできごと

8時に起床。プリキュアも観ることができた。午前中のうちに昨日の掃除の続きとして台所の床の雑巾がけをする。午後は夕飯の支度をしてから外出。診察と遊びの用事であった。帰宅は22時過ぎ。

RW(リワーク、復職支援機関での活動)関連

休みのためなし。

体調

可もなく、不可もなくだった。朝起きられたのはよかったと思う。実際にRWや仕事をしてみないと体調の良さを測れないなと思った。

その他

診察では、無理をせず体調が悪いならそれをケアすることが第一、というようなことを言われた。というのも、体調不良のせいでよいパフォーマンスができないことを嘆いたので...。確かにその通りで、まずは食事と睡眠をきちんととってリズムを整えることが大事なのかもしれないと思った。

20160910

きょうのできごと

休みだったが、午前中は不調。ふとんから出られずに遅めの起床。

午後の外出予定をキャンセルしようか迷ったが、ここで外に出ないとますます体調が悪くなる気がしたので昼頃行動予定を組みなおして活動開始。

午後、早めの時間に台所の片づけ・掃除。床面積が広くなると嬉しい。綺麗になったことで気分も少し前向きに。

午後から夜にかけての用事は疲れたが楽しかった。もともと掃除をがんばるための外出だったので、役割を果たしてくれた感じ。就寝時間は1.00と遅め。

RW(リワーク、復職支援機関での活動)関連

休日のためなし。

体調

すでに記載通り、午前中はあまりよくなかった。平日の不調を引きずっているようだった。が、調子の悪いときにどう対処するかについて今までいろいろ学んできたのもあり、今回はわりと早く抜け出せたと思う。

その他

就寝時間が遅くなってしまうのをどうにかしたい。就寝時間が遅くなる→翌朝の起床時間が遅くなる→食事の時間も遅くなる、で不規則な生活になってしまうのが嫌なので。

RWの担当からは週末でも睡眠時間は平日の±1, 2時間に留めておくとよい、との話があったため、気をつけないといけない。

ガチガチに管理された自分を解放する

「スケジュール帳に書かれていないことは存在しない」

ここしばらく、時間の管理ができるようになるために「成人ADHDのための認知行動療法」に載っているワークを続けています(詳しくは以下の過去記事参照)。

yspr.hatenablog.jp

その本に太字で記載されている「スケジュール帳に書かれていないことは存在しない」という標語のもと、自分でたてた予定を忠実に実行し、実際にかかった時間を記録し、日ごとに予定の変更の必要性がないか検討し...。

そのおかげで、無駄な時間の使い方はあまりしなくなりました。

今週は不調だった

ところで、今週は体調がいまいちでした。身体が重くだるく、気分もそれに引きずられて重くなる。そうすると作業効率も低くなるし、もう負のスパイラルが出来上がってしまうわけです。

それでも、日々の行動計画をきちんとたて、行動し、必要があれば修正し、と続けてきました。しかし、とにかくつらい気分でした。

そして、金曜日の午後。一週間続いてきたこの不調をそろそろどうにかせんとな、と思ったときに「好きなこと・楽しいことをする」という対処法が頭に浮かんだのです。とにかく心地よいことをしようと(この「対処法」については機会があれば別記事にしようと思います)。

あえてスケジュールを緩めてみる

そこで、今すぐできる「好きなこと・楽しいこと」を考えてみました。思いついたものは、帰りにふらっと 気のおもむくままに 買い物をすること、好きなものを食べること。そこで、計画を変更して、「思いつきで行動しても大丈夫な時間帯」を設定してみました。

すると、いつもはスケジュール通りに行動しないといけないという気持ちに縛られたこころが解放され、軽くなったのを感じたのです。おかげで気分が少し軽くなりました。

不調の原因はなにかはわからないのですが、予定を機械的に決めてそれを忠実に守ることしか頭になく、体調に合ったスケジュール変更を十分に検討できなかったことは不調を助長させることになっていたと思います。視界が狭いというか、全体を見ることができないのはADHDの特徴ですね。

ということで、たまに生活に影響の出ない程度に緩めてあげると全体的にバランスが取れるような気がしました。

 

とはいえ、こだわりが強いところも

以上のことから、計画を多少崩してあげることが有効だということがわかってきたのですが、毎日行うことだけはどうしても時間通りじゃないと気がすまなくなってしまいました。例えば、入浴の時間など。そこらへんはおそらく少し持ち合わせているASDの特性が見え隠れしているのだと思います。

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成人ADHDの認知行動療法 実行機能障害の治療のために

成人ADHDの認知行動療法 実行機能障害の治療のために

 

 

20160909

きょうのできごと

普通の一日だったが、だるくて疲れた。金曜だったので、RWのあと少し寄り道。珍しくお菓子を買って帰宅。昨日作り置きしていたカレーを夕食にいただく。

RW(リワーク、復職支援機関での活動)関連

1日中自主課題の日。昨日に続き、セルフKJ法による自己分析、語学学習、読書(洋書)。きっかけがあればどっぷり浸かれて集中できるのだけれど、乗らないとダメ。疲れとだるさが手伝って、午前は気が散ることが多かった。昼に休憩をとることで、午後はわりと集中できたと思う。

体調

だるさ、疲れ、頭痛、歯痛。今週は体調が低めの位置で一定。

その他

昨日分にも書いたが、失くしものをしてしまった件について。受付に問い合わせたものの、届いていないとのこと。失くしたものとは、生活記録表(睡眠時間とか食事の時間を記録するもの)。名前も書いてあるので非常に恥ずかしい。見つかることを祈るばかり。自宅にはない...はず。

20160908

きょうのできごと

とにかく疲れたし、だるい1日。帰宅後、肉が腐りそうだったので明日以降のご飯もまとめて作る。

RW(リワーク、復職支援機関での活動)関連

1日じゅう自主課題。KJ法による自己分析を進めるとともに語学学習(休職前は外国語を扱っていたため)、それに加え洋書を読むなどする。

やはり外国語の処理能力が遅くなっていることに焦りを感じる。昼間は疲れやだるさがあったものの、いったん集中してしまえばどっぷり作業に浸かれた。が、夕方になると疲れが作業に影響するほどに。基礎体力をつけたいところ。食事量が少ないのかもしれない。

体調

とにかくだるい。疲れやすい。食欲がない。食べるところから始めないとダメなのだろうか。

その他

RW施設内で失くしものをした。これで何回目だろうか...。施設はワンフロアでそれほど広くはないのだが。明日問い合わせてみようと思う。

そして、また部屋が散らかってきてしまった。精神的に片づける余裕がないのかもしれない。週末にリセットしたい。

あと今日は明日の分の夕飯も作ったのだが、以前はこんな先のことを考えて行動なんてできなかった。少しは進歩したらしい。